昨日、お客様よりご要望をいただきましたので、ご紹介いたします。
それは、阪神大震災の時に、地震発生後何時間もたってから火災が発生した、いわゆる『通電火災』について、感震ブレーカー、いわゆるブレーカー自動遮断装置をもっと普及させる工夫を保険会社にもっと推進してもらいたいとのことでした。そうすれば、地震火災が減少し、「地震保険」や「地震危険上乗せ特約」の保険金の支払い額も抑えられるのではないかとのご意見でした。
阪神大震災当時、私自身、大阪市内に住んでおり、損害保険会社に勤務していたことから、翌日には神戸の支店や支社に救援に駆け付けたわけですが、神戸市内のあちらこちらで火災が多発的に発生し、地震発生から2~3日経過してからも火災が続いていたことを考えると、地震発生によりブレーカーが自動的に遮断される装置があれば、あれだけの通電火災は発生せず、倒壊した建物から逃げ出せず、火災によって失われてしまった多くの命も失われずに済んだのではないかと思われます。
【ご参考】阪神大震災 出火件数 285件(建物261件) 火災死者 559人
お客様からのご意見ご要望ではありましたが、私自身も阪神大震災を経験した1人の人間として、心の底から痛感していることでしたので、読者の皆様にも、通電火災の怖さをご理解いただき、自分自身と家族を守るためにも、ブレーカー自動遮断装置を設置されてはどうかと思い、アップさせていただきました。
また、従来の地震保険だけですと、主契約の50%が支払い限度になりますが、地震保険に+50%上乗せできる100%の保険金が受け取れる特約もございますので、また、地震火災は火災保険では地震火災費用保険金の5%だけしか支払われませんので、地震火災がご心配な方はお見積りだけでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。
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