この間の金融庁の金融審議会の報告書を読んで、将来の年金不足額について考えなきゃって思われた方、多いんじゃないかなと思うのですが、実は、年金不足額の問題だけじゃなく、40代、50代の方に直面するもう一つの大きな問題があります。
それは、両親の認知症や介護の問題です。
つまり、40代、50代の方は、自分の将来の年金の心配だけではなく、両親の認知症や介護の心配もしなければならないのです。
そこで、まずは、私たちの将来の年金不足額について検討するためには、
①何歳まで仕事ができるか?
②老後の月々の生活費はいくらか?
③勇退時の貯蓄額はどの程度か?
④何歳まで生きるかを考えると、不足額は一体いくらなのか?
⑤では、月々の積立額は毎月いくらずつすべきか?
⑥低い予定利率の生命保険で積立をしていないか?
といったポイントで将来の年金不足額について検討する必要はあるのですが、
それに加えて、両親が認知症になった場合、或いは、将来自分自身が認知症になってしまった場合に備えて、以下のポイントを確認しておくべきだと思います。
①施設の費用は年金だけで賄えるのか?
②認知症の診断と要介護度の判定は別物であること。
(認知症と要介護度は連動していないため、どちらの診断、判定をされた場合でも、備えておく必要がある)
③認知症で施設に入所しても入院保険は使えないこと。
(認知症保険や介護保険に加入しているか)
施設の入所費用については、入所する施設の種類や要介護度によっても自己負担額が異なりますので、一概には言えませんが、私の父は、認知症で要介護2でしたが、入所した施設は、月約13万円程度かかりましたが、年金だけでは賄えませんでした。
ですので、両親が認知症や要介護状態になってしまった場合に掛かる費用について、ある程度の情報を得ていただき、必要であれば、認知症保険や介護保険などの手当をしていただくなどの準備をしておけば、いざというときに、安心できるものと思います。
40代、50代の方、いろいろなご不安で大変かもしれませんが、ひとつひとつできる準備をお手伝いいたしますので、お気軽にご相談ください。
認知症保険の詳しい内容は、
こちらからご覧いただけます。
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